keigoman’s diary 注文住宅物語

注文住宅や、二世帯住宅にまつわる記事を中心に。

満足できる家に向け、間取り図を細部まで詰め切るまでの実際の過程。その一例

 

注文住宅を建てる場合、その間取り図は、

打ち合わせを繰り返しながら何度も

書き換えられていきます。

実際にそこで自分たちが住む場所ですから、

 

間取り図を見ながら、

その実物を想像し、

そこに自分がいることを、

どれだけリアルに

イメージできるか。

 

その力が求められるわけです。

そうは言っても、部屋の広さ感などは

実際にその空間に立ってみなくては分かりません。

そのために、モデルハウスを活用するわけです。 

www.keigoman.com

 

「私たちの間取り図にある、

 この広さと同じ広さの

 リビングがある住宅展示場はどこですか?」

 

 「小さいサンプルだけだとよく

 分からないので、これと同じ床の色が

 見られる展示場はどこかにありますか?」

 

そんな質問を、私たちは何度もし、

そこに足を運びました。

 

もう、その繰り返しです。

 

床の色や、広さ感を見るために、

ヘーベルハウスとは別のメーカーにまで

見に行ったこともあります。

詳細は下記。 

keigoman.hatenablog.com

 

そして、私たちが間取りを詰めていく過程の、

そのやりとりの一端を、今回は説明します。

地味~な話です。

 

1階は親世帯、2~3階は

私たち夫婦と小学生の息子三人が住む、

二世帯住宅の我が家。

その親世帯が住む、

1階の間取りがこちらです。

正確には、間取りを詰めていく過程での

中盤辺り、最初の設計図から

5~6枚ほど書き換えた時点での図です。

f:id:keigoman:20181012102900j:plain

 

玄関とトイレの部分をアップにしたものがこちら。

f:id:keigoman:20181012102935j:plain 

トイレの扉はドアではなく、

引き戸の方がいい

 

と、私たちは言いました。

前述の通り、このフロアは老夫婦が

住むわけですから、将来的には車いすになる

可能性もあり、その場合は、

手前に開くドアよりも、スライドするタイプの

「引き戸」の方が、出入りには適しています。

そもそも、この赤い丸の部分、

f:id:keigoman:20181012103043j:plain

 

廊下側から見て少し凹んでいることに

意味はなく、無駄な空間です。

 

「そういうもんなのかな」

と思ったら負けです。

 

というわけで引き戸にしたものがこちら。

f:id:keigoman:20181012103109j:plain

 

これにより、1階の扉はすべて

引き戸になったわけですが、

今度は、広すぎるトイレが現れました。

 

「広い分には、まあいいか」と

するのではなく、それならば

トイレの突き当りの壁を手前に

持ってきて、その分、

玄関収納を広げてほしい

と私たちは言いました。

 

「いや、この程度では、

 収納はそれほど広くはなりませんよ」

 

営業の人はそう言いましたが、

「それでも」と私たちは言い、

その結果、この部分はこのようになりました。

f:id:keigoman:20181012103136j:plain

 

玄関収納に、幅36㎝、奥行き86㎝、

高さ256㎝の空間が生まれました。

実際の使い勝手としては、

 

このスペースは

めちゃめちゃ

役立っています。

 

 

テントからテーブルから寝袋から

BBQコンロまで、

アウトドアグッズの全部がここに

収まっているのですから。

幅は狭くても、奥行きと高さがあるため、

棚をDIYしたことで、さらに収納力は

アップしました。そして、トイレの方も

決して狭い感じはなく、ごく普通の広さです。

細かいことですが、こうしたことは、

 

こちらから言わないと、

このままです。

 

注文住宅の難しいところが、これです。

建築士や、営業の人は、

プロとして仕事をしてくれていますが、

細部の話になればなるほど、自分たちの方から

提案をしていかなくてはならないのです。

 

こちらから言わないと、

そのまま家が

完成してしまうのです。

 

限られた期限の中で、

収納も含めた部屋の全て、

外構も含めた家全体の全てに、

こうした気配りをしながら

作業を積み重ねていく必要があります。

もう一度言います。

 

「そういうもんなのかな」

と思ったら負けです。

 

やれやれ、と思って出来上がってみると、

一つだけ、見落としていた部分がありました。

老夫婦の世帯なので、オプションでつけた、

このトイレの手すりです。 

f:id:keigoman:20181012103401j:plain

 

なんで白なんだよぉ…。

こんなのがよかったよ…。

f:id:keigoman:20181012103416j:plain

↑今は無き、志木展示場のモデルハウスにて。

  

仕様書をよく読み込めば

気付いたはずなのですが、

ここの色は完全に見落としていました。

我が家の「ここはこうすればよかった」

ポイントのひとつです。

しかし。

こちらは後日、手すりをリプレースする

ことができました。詳細は下記。 

www.keigoman.com

 

結婚がそうであるように、

家の契約も、

印鑑を押してからが

本当のスタートです。

 

私たちは、思い切って

ヘーベルハウスに決めました。

めでたし、めでたし。

 

…ではないことは、

建築の様子を伝えている皆様の、

数多くのブログを読めば分かることでしょう。

せっかくの注文住宅なのですから、

 

細部まで詰め切る。

 

を念頭に、間取り図と

にらめっこすることが大切です。

 

あ、それから。こちらのトイレは

突き当りの壁紙だけ、

白ではない柄物にしました。

f:id:keigoman:20190610152641j:plain

 

こんなオプションも、ヘーベルハウスなら

無料で対応してくれます。

さすが、坪単価の高いメーカーだけのことはある。

長い記事を最後までお読みいただき

ありがとうございました。 

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